コンズサイクルのスタッフブログ
2015.09.11
GT LOBO 1000DH Custom パート1.5(笑)
こんばんは~上七軒店セオです!
今日のテーマは前回に引き続き
『GT LOBO 1000DH Custom パート1.5(笑)』
前回の内容(パート1)はこちらから
↓↓↓
http://www.konscycle.com/blog/blog.php?id=2523
パート1は
様々なパーツを使ったカスタム、
ターナーの小ネタ中心の内容。笑
パート1.5は
旧規格やパーツの加工などに苦戦するセオ中心の内容(笑)
になっております!
パート2は
完成し生まれ変わったバイク、全貌お披露目!
の予定をしております。
現在最新バイクにも様々な規格が使われていますし、
自転車x規格は切っても切れない関係!笑
それはどんな物にも言えると思います。
今の最新規格も
何年後には旧規格になっている事もあるでしょう!笑
自転車の規格。
旧車(ビンテージバイク)をカスタム、修理したりするときに
必ずぶち当たる壁です。
今回セオは
その壁にぶち当たりました。笑
ぶち当たった壁は
『リアディスク台座』
製造された年代にもよりますが、
カンチブレーキだったり、
ディスクが付いていてもマウントが旧規格だったり・・・
旧車MTBには現行の規格での
ディスク台座がないことが良くあります。
GT LOBO 1000DHも
その一つでした。
ディスクブレーキは付いていたものの
現行の規格とは違うため
新たにディスク台座をつくる必要がありました。
方法は何種類かあります。
フレームビルダーに頼み、ディスク台座を溶接する。
後付ディスクマウント台座を取り付ける。
etc...
今回お客様と相談し、採用した方法は
後付ディスク台座を取り付ける!!!でした。
使用するパーツは
後付アダプター界の王様(笑)
『A2Z 』
DM-UNI UNI-DISC FITTING KIT
4,800円+税
リアシャフトとリアエンドで
金具を挟むという簡単な作りになっており、
比較的簡単に付けれるもの!
(取り付けにはリアエンドがある程度平面である必要があります。)
(リアエンドの形状、フレーム形状など取付が出来ない車種等あります。)
リアハブはSAINTでシャフトは10mmアクスル。
QRを差し込む穴には当然入らないので
その下にある大きな穴に差し込んでみます。
10mm用?12mm用?
説明書にはこの穴の事は触れられていません。笑
ローターに対してパットが全然当たらない位置にいってしまい
これじゃ全然ダメ。
急遽金具側を加工していく方向へシフト。
少しでも削り過ぎると
その場でパーツが無駄になってしまうので
慎重に慎重に・・・
QRの穴を10mmスルーアクスルが通るまで拡張。
10mmドリルで
ガリガリーーーーーっと!
完成!!
シャフトに合わせてもガタツキはなし。
左上にあるフレームに沿っているアルミ金具もフレーム溶接後に
がっつり当たってしまうので、
軽く削りをいれます。
何ということでしょう~♪
しっかりローターとパットが当たる位置に!!
数ミリの誤差なく取付に成功です。
(通常はこのような加工は行っておりません。)
その全貌は、次回の
『GT LOBO 1000DH Custom パート2』で!笑
お楽しみに・・・笑
本日の小ネタ
MTB生みの親
『ゲイリー・フィッシャー』も参加していた
1976年ダウンヒルレース『リパック』
ビーチクルーザーをカスタムし、フロントブレーキ無し、
リアブレーキのみで
ドリフトしながらのダウンヒル!
『リパック』の由来
斜面を下り終えるとドラムブレーキのオイルが焼け燃え、
グリスを『詰めなおす(repack)』必要があったことから名づけられる。
クレイジーすぎるでしょ。笑
良い子は絶対マネしないでね!